東南アジア駐在生活とアメリカ駐在生活を比べてみた

海外LIFE



私は4年ほど前、東南アジア(インドネシア)に駐在経験し、現在は、パートナーの転勤に伴ってアメリカ中西部に帯同しています。今回は、東南アジア駐在とアメリカ帯同生活を比べてみて、同じ駐在・帯同生活といっても魅力がこんなに違う!ということを書かせていただきます。

東南アジア駐在生活の魅力

東南アジア駐在生活の魅力 ~物価が安く、贅沢感を満喫できる~



プール付きのコンドミニアムに住んで、ドライバーがついて、お手伝いさんが常駐して、毎週ゴルフしマッサージに通って・・・、所謂日本に住む日本人が「駐在生活」としてイメージするような海外駐在生活を体験できてしまうのが、東南アジア駐在の魅力かと思います。


シンガポールを除けば、東南アジアの国々、日本と比べれば依然として格段に安い状況であり、どれもこれも物価の安さ、人件費の安さから享受できるものですが、東京にいてはなかなか体験できない贅沢ライフができてしまうわけです。


中でも、東南アジアのリゾートはかなりおすすめです。一流ホテルでも日本の1/2くらいの価格でエンジョイできます。お金を気にせずに、ルームサービスを利用したり、レストランで食事したり、そういう楽しみ方ができるが東南アジアのリゾートです。


しかし、安いからと言って、センスがないかというとそうでもなく、お洒落なリゾートもたくさんあります。そういったリゾートへ週末プラスαで行けてしまうのが、東南アジア。


「ああ、ホテルエントランスから見る海辺の景色、砂の香りが懐かしい・・・(現在、雪が積もるアメリカより)」

東南アジア駐在生活の魅力 ~「勢い」「成長」を体感できる~



まさに東南アジア諸国は経済発展の真っただ中。日本ではなかなか実感できなくなった「勢い」や「成長」、そういったものを肌身で感じることができます


毎月、毎月、新しく建築される高層ビル、半年前より確実に便利になっていく世の中、今日は貧しくも懸命に豊かになることを夢見る人・・・。将来の見通しが明るいということは、街にこんなにもエネルギーを与えてくれることであり、それはそこで生活する人にも伝播します


特に20代、若い頃にこういった空気感に触れておくことは、成長意欲、モチベーションそういった観点からも、刺激になること間違いなしです。

東南アジア駐在生活の魅力 ~ 時差がほとんどない~



これは東南アジア駐在中はあまり魅力として感じていませんでしたが、アメリカ生活を通じて改めて東南アジアの魅力として気づくところでした。


日本との時差はわずか数時間。これは駐在員本人・そして帯同家族にもとても利点があるように感じます。つまり、駐在員として日本の就業時間に合わせて仕事をしたとしても、現地の食事・睡眠など生活習慣を大きく逸脱することなく仕事ができるわけです。


これがアメリカの場合だと、本来日曜日は休みなはずなのに、既に月曜日として稼働している日本に合わせて仕事の対応するシーンが出てきます。夕食時に、家族団らんの時間で食事をしようとしたら、日本から問い合わせの電話があるなど日常茶飯事となります。


アメリカは、一緒に帯同する家族にとっても、プライベートの場に仕事が入り込む余地が大きいような気がするため、なんとなく落ち着かないという感じが常に残るように感じるのです。


その点、日本とほぼ同じ時間帯で生活・行動できることは東南アジア駐在の大きなメリットに思います。

東南アジア駐在生活の魅力 ~日本からの距離が近い~



日本からの距離が近いことも東南アジアの魅力です。マニラまで約4時間半、バンコクまで約7時間、シンガポールまで約7時間、ジャカルタまで約8時間。いずれも夜行便に乗れば、翌朝には日本に到着できます。日本からの友人や家族も気軽に遊びに来れます。


そして、仮に親族に不幸があったとしても、すぐに日本へ駆け付けることができる距離感としては、東南アジア付近までが限界かなと感じるわけです。


実は、アメリカもロサンゼルスであれば10時間弱ですので、意外と近いのですが、やはり東南アジア諸国と比べると心理的に遠い気がするのです(なかなか週末ロサンゼルス旅行とか、聞かないですよね・・・!?)。


中国や韓国ほど近いわけではないけれど、依然として日本とは、心理的な近距離を保ち、いざとなったら週末+αで帰国できるという距離感を保っているように思います。

東南アジア駐在生活の魅力 ~そこは常夏の国、常に暖かい!~



東南アジア、当たり前ですが1年中夏です。もちろん雨季や乾季といった若干の季節変動はありますが、気温としては暖かい。日本で冬に冷え性に悩む女性にとって、この常に暖かいという気候は本当に魅力でした(笑)。


日本から家族や友人が遊びに来るとしても、「いつでも来て!」と、季節を殆ど選ばなくても良いことも、予定が組みやすくありがたいです。


ちなみに、一年中夏ということは、着ている服も食べる食事もほぼ変わりません。よって、記憶力が大幅に低下する様に思います。「あの人と会ったのは、お鍋食べてた頃で、レストラン出たらコートを着用しても寒かったから、たぶん2月くらい?」といった記憶を紐づけるものがなくなってしまうわけです。

アメリカ駐在生活の魅力

アメリカ駐在生活の魅力 ~やっぱり世界の最先端 ~



こんなサービスあるんだ、こんな商品あるんだといった気づきはアメリカならではのように感じます。東南アジア駐在時は、「勢い」や「成長」を感じることはできても、日本よりも優れたモノ・サービスを見つけるのはなかなか難しかったり・・・。


しかし、アメリカは現地の生活を通じて、「こんなビジネスモデルを、日本で展開できたら、商売として成り立ちそうだな。」というようなビジネスのヒントがたくさん転がっています。


その点、アメリカはなんと言っても世界経済の中心であり、日本よりも1歩も2歩も先を行っていることは間違えなく、そういった環境から得られる「気づき」や「刺激」は駐在員のみならず現地で生活する帯同者としても非常に面白いと感じられる部分かと思います。

アメリカ駐在生活の魅力 ~空間が広い、だから生活が快適~


もちろん、アメリカもニューヨークなどの大都市ダウンタウンでは感じ方も違うかもしれませんが、基本的にアメリカは「広い」そして、「大きい」この「広さ」と「大きさ」は心にとてもゆとりをもたらします。


この魅力は生活をしてみないと感じませんでしたが、空間が広いということで、家事の手間が軽減され、ショッピングが楽しくなり、子供との時間もゆとりが持てたということは事実です。


このあたりの「アメリカの空間の魅力」については、過去記事でも書いてますので、お読みいただけると嬉しいです。

アメリカ駐在生活の魅力 ~コストは高いけれども、生活の質が落ちない~



日本と変わらない生活の質をキープすることがアメリカでは可能です。すなわち、高いコストを払って、高いクオリティーのサービスと商品を消費しているといってしまえばそれまでなのですが、結果的にその高いコストは生活の質につながっているように感じます。


加えて、そもそもアメリカ物価が高いこともあり、日本からの輸入品を買うこともそれほど躊躇なく購入することができてしまいます


つまり、東南アジアだと「ヤバイっ、カ〇ビーポテトチップスの、日本の3倍の値段、現地のチップスの10倍の値段か・・・我慢しよう。」という感覚があり、結果、安い現地製品を買うことから、徐々に生活の質が落ちていました。


しかし、アメリカだと「まあ現地のものを買っても高いし、あと少し支払えば日本のものが買えるなら、まあアリかも。」と、同じ輸入品価格に対しての支払いも、消費者としての感じ方が随分と異なる気がするのです。

アメリカ駐在生活の魅力 ~医療面の心配がいらない、家族がいればなおさら~



そして、海外生活で一番の心配は、医療面における不安感。これは、家族がいればその心配は猶更です。その点、東南アジアは都市部は、医療制度も整いつつあるとは言え、まだまだ少し地方に行くと心もとない状況です。


アメリカにおいては、我が子に万が一何かがあっても、日本と同等、もしくはそれ以上の医療が受けられるだろうということは、やはり何物にも代えがたい安心材料となっています。

アメリカ駐在生活の魅力 ~そして何より、英語が通じる!~



シンガポールやフィリピンを除く東南アジアの場合、現地語の習得がそれなりにマストになってくるかと思います。


いくらドライバーがついても、お手伝いさんがいても、現地の彼らとのコミュニケーションが必須です。ドライバーに「あそこに連れていて」、お手伝いさんに「掃除はこうやってほしい」こういうコミュニケーションが取れてこそ、はじめて東南アジアの快適ライフをエンジョイできるわけですが、赴任直後の言葉ができない状況では、なかなかストレスがあることも事実です。


そう思うと、英語習得のレベルの問題はありながらも、赴任初日から既に学習したことがある言語で生活をスタートできてしまうということは、不安感は相当軽減されるように感じ、アメリカ駐在の最大の魅力でもあるかもと感じています。

いろいろ比べてみるものの、結論、どちらの駐在生活も魅力的!


さて、東南アジア駐在とアメリカ駐在を比べてみましたが、同じ駐在といっても、その魅力は全然違います。そして、結論、どちらも違った魅力があり、いずれの経験も日本では得難い経験になることは間違いなさそうです。


もちろん、東南アジアも広く特に大都会シンガポールは私の経験談からかなり外れますし、広いアメリカも、西へ東へ、都市部、郊外、田舎と、駐在・帯同生活も一概には語れないこと承知しています。それこそ、現地の奥深い文化について語りだしたら、止まりません。


そして、駐在員として経験した東南アジアと、帯同者として生活するアメリカ、これまた感じ方もまた違うでしょう。アメリカに来てまだ2か月ですが、皆さんの駐在・帯同経験と比較しながら、アメリカ帯同直後のフレッシュな感想としてお読みいただけたらば嬉しいです。

この記事を書いた人
155naicai

▶︎ 女性のキャリア・生き方を考えるマガジン Wherever we are の管理人 ▶︎ ちょっと前までバリキャリ商社ウーマンでワーママ。2019年に起業、現在はアメリカ在住 ▶︎ 自身の東南アジア駐在、中国留学、アメリカ生活などの海外経験に基づき、海外経験から学んだ価値観も踏まえながら、キャリア・生き方・働き方など情報を発信中

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