いつも22歳新卒社員の気持ちでいると、気軽にチャレンジできていいよというハナシ

生き方

「年齢の呪縛」からの解放。アメリカに来て感じたこと



アメリカに来て、まだたった2か月ですが、この2か月で起こっている自分の心境の変化についての話です。


日本にいた頃、年齢に縛られた考え方を知らず知らずのうちにさせられており、その心持ちが新しい一歩、新しいチャレンジをするに足かせになっていました。結論、自分の年齢に対しての捉え方で、損をしていたなと感じています。

日本は理想的なライフスタイルが年齢によって固定化されている



「若くない」このことは、日本社会において結構残酷です。「20代までには・・・」「30代までには・・・」というキャッチフレーズの情報が溢れています。そして、この呪縛は、結婚して、子供を2人産んで、家を建てるまで逃れられません(もしかしたら、その先にもあるかもしれませんが・・・)。


選択肢が増えてきているとは言え、ある意味、日本人がよしとするライフスタイルはまだまだ画一的です。18歳で大学に入り、22歳で卒業し就職する。20代後半で結婚するのが理想ですし、30代で2人の子供と家があったらベスト。


そんな情報に溢れていますし、その流れから外れるということは、「不幸な人生になってしまうよ。かわいそうな選択になってしまうよ」と、半端ない恐怖であることと、知らず知らずのうちに思わされます。

「どうして、結婚しないの?」「どうして、子供は一人なの?」



そして、日本人的人生スタイル、その流れから外れる選択をするには説明が求められるわけです。「どうして、結婚しないの?」「どうして、子供は一人なの?」と。


別に、あなたに説明する必要なくて、「ほっといてください」と、前歯の先まで息は出てくるわけですが、「なるほど、そういうわけね。」と相手が納得できるような、ロジックある説明ができないと、なぜか負けたような気分にすらなります。


そしてその納得できるような、相手が期待するようなロジックづくりはとてつもなく難しいわけです。

私と年齢のハナシ。「年齢の呪縛」から逃れられていなかった30代

駐在マジックで、年齢問題をペンディングしていた



順調にキャリアも築いていたけど、年齢の呪縛からは逃れられてなかった気がします。


20代、そもそも女性総合職がまだ珍しい時代、客先に商談に行っても「若い女性として」珍しがられました。そして、28歳で駐在。東南アジアの新興国で女性としてはじめての駐在員。もちろん、どの食事の場面でも、唯一の20代、紅一点。それはそれは目立ちます。


ある意味、国内でいれば中堅社員としての扱いになっていくのもこの時期だと思うのですが、駐在をしたことで、周囲の年齢が一気に上がり、相対的に若手ポジションをキープすることに成功してしまったのです。


しかし、その反動で、帰国したら「いい年齢」になっている現実を突きつけられました(笑)。もともと前職は、年齢で飲み会の費用負担が変わる文化だったのですが、先輩である私は、1次会だけで10,000円を支払いを後輩からリクエストされました。この時はじめて「アッ、私もう若くないわ。」と現実を見たわけです。


当時31歳だった私は、「世間的には結構ヤバイ年齢に差し掛かっている」という現実を知り、これまであまり考えてもいなかった結婚や出産に対して、急激に舵をきりました。

年齢が気になり、趣味が楽しくなくなる



そしてこのころから自分の好きだった趣味が楽しくなくなってきました。もともとゴルフが大好きだったのですが、「31歳にもなって、まだ週末ゴルフやってるよ。他にやること(結婚とか、出産とか)あるでしょ。」と、言われているような気がしてならなかったのです。


しかし、この年齢になって新たな趣味を始めるにもそれはそれで腰が重いという状況でした「今更やってもね…」 「この年齢でちょっと恥ずかしいな…」自分の週末すらどことなく楽しめなかったのもこのころのような気がします。

日本の年齢予想ゲームは本当に滑稽に感じる



日本にいると年齢を探るキーワードで溢れています。入社年次は?大学卒か?大学院卒か?留年しているか?留学しているか?。


この情報があればおおかた年齢は定まるため、これらは、その会話自体に意味があるというわけでなく、この人は自分よりも上か?下か?をやんわりと探る為に聞かれているようなものだと思います。


しかし、アメリカに来て、当たり前ですが、年齢予想ゲームのために、これらの情報を聞かれることはありません。


そして、聞かれない環境に身を置いていると、日本人間で繰り返されてきたあの年齢予想ゲームの滑稽さをどうしても感じてしまうのです。本当に、目の前にいる人に興味を持った場合、年齢よりも、もっともっと聞くべきこと、聞きたいことはあるわけです。

「20代までには…」、「30代までには…」、「40代までには…」


人生100年時代という時代において、20代で完結しないといけない状況などありません。どう考えても、「20代で・・・」「30代で・・・」の議論はおかしい。それでも、その固定概念にとらわれてしまう恐ろしさ。


日本という国が一つの宗教か何かでコントロールされているようにすら今は思います。そしてこの年齢の呪縛は、日本社会の活力を相当奪っているように感じるわけです。


そして、アメリカに来てたった2か月ですが、自分の年齢が気になたなくなった環境に身を置くと、またむくむくと20代前半の時のように、新たなチャレンジをしたくなるから不思議です。


そして、少しだけ勇気を振り絞って新しい環境に飛び込めば、30代半ばの私など全然まだまだ若者で、50代、60代で同じ様な新たなチャレンジをしている人に出会えるから不思議なものです。

「年齢の呪縛」から解放されるため日本人に必要なマインドセット



日本人のマインドセットとしては、常に自分は20代前半くらいの年齢設定でちょうどよいのではないかと思います。まだまだ新しいことに取り組む意欲もある、そして周囲も当たり前のように応援してくれる


つまり、「この年齢でやるの恥ずかしいな・・・」この周囲から賛同を得られなさそうだという思いこそが、最も打ち勝たなければいけないハードルなわけですが、結局、そのハードルを高いものと設定するのは自分次第です。


だからこそ、 「自分は22歳!」それくらいの年齢設定で、「やっと」新しいチャレンジをしようと湧き上がる小さな意欲を掬い取ってあげられるような気がします。


日本的に言えば、「ちょっと空気が読めないおばさん・おじさん」なわけですが、それくらいのキャラ設定がないと、年齢の呪縛からは逃れられない気がします。それくらい日本人にとって年齢とは厄介な関係性なものです。


Age is just a number!! この考え方の欠片でも日本人の頭の片隅に埋め込まれればよいなと思います。年齢、本当にそれは数字でしかないわけですから。





この記事を書いた人
155naicai

▶︎ 女性のキャリア・生き方を考えるマガジン Wherever we are の管理人 ▶︎ ちょっと前までバリキャリ商社ウーマンでワーママ。2019年に起業、現在はアメリカ在住 ▶︎ 自身の東南アジア駐在、中国留学、アメリカ生活などの海外経験に基づき、海外経験から学んだ価値観も踏まえながら、キャリア・生き方・働き方など情報を発信中

155naicaiをフォローする
生き方
155naicaiをフォローする
Wherever we are
タイトルとURLをコピーしました