帯同前にビビっていた、駐妻・駐夫にまつわる3つ悩み・ストレスを振り返り検証してみた 【結論、心配ナシ】

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パートナーに海外転勤の辞令が出た後、帯同するのか?しないのか?そんな決断を迫られていた時期、ネットで先輩駐妻の方々のブログから情報収集していました。



海外という環境変化や、仕事ができなくなることへのストレスなど、駐妻にまつわる悩みを告白する記事の多くに、「帯同すると、自分もこんな風になってしまうの!?」とかなり身構えたことを覚えています。



経済力そして、なんなら人権すらも奪われているような!?そんな悩み・ストレスの数々・・・。



しかし、いざ自分が帯同し、アメリカでの生活を始めてみると、その悩みやストレスは、ちょっと過大に心配していたなと感じるところもあります。



今回、心配しすぎもよくない駐妻の悩み・ストレスということで、「奥様会のはなし」、「お金のはなし」、「自分を見失うはなし」の3つを記載させていただきます。


駐妻・駐夫の悩み① 奥様会がめんどくさい




駐在員妻の奥様会の存在。



かつては、社長夫人を頂点とする?ヒエラルキーの下、かなり身動きのとりにくい組織が作られていたとも聞きますが、いざアメリカでの生活をはじめてみると、奥様会に関する悩みは皆無です



私のケースは、ゆるーく奥様会なるものは存在するものの、歓迎会や送別会で集まる程度で、その頻度も2カ月に1度ほど。実生活が、それに支配されてしまい窮屈だというような強いつながりのものではなかったです。



むしろ、現地の子育てなどのローカル情報の交換、緊急時の助け合いという観点からは非常に心強いネットワークでした。



一方で、毎日数時間会ってお茶をしている・・・。そんな風にお付き合いが濃い地域もまだまだあるように聞いていますので、やはり割り切りが必要なのも確かなのかもしれません。



そのあたりの濃淡は、国・地域によるというよりは、パートナーの会社の社風によるのかな?!と感じるところでもあります。


対処方法「なんだか、いつも忙しそうな人」ポジショニング




そんな煩わしさが面倒だという方におススメしたいのは、公明正大な予定を先に入れてしまうことでしょうか。



つまり、お誘いされても「その日、予定があって・・・。」というような言い訳ができれば、「では、またの機会に・・・。」で終わります



そしてこのようなやり取りが数回続けば、あの人は忙しそうな人だというポジショニングが取れ、執拗に誘われるなどということはなくなることでしょう。



「よくわからないけど、なんだかいつも忙しそうな人」というキャラ設定は非常に有効かなと思います。




私も、何か断りたいときは、「レポートの締め切りが~」と言っています(笑)。


駐妻・駐夫の悩み② パートナーのお金を使うことを躊躇する




「なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造」の著書の中で、駐妻となった著者(中野 円佳)が、カフェラテすら自分のお金で買えないことに憤りを感じるエピソードが書かれていました。



自分自身も本著書を読んだのがアメリカ赴任前だったこともあり、「自分もアメリカに行くと、カフェラテすら、買えなくなってしまうのか!」とビビってしまったのですが・・・、実際はそうでもありませんでした(笑)。





結果的に、夫が稼いだお金でカフェラテ買うことはもちろん、自分の好きな買い物をすることも特に後ろめたさは感じていません



必要なモノ、欲しいモノ、自由に購入し、そこに心理的なハードルは一切なく、日本にいた時と同じ様に買い物しています。


家庭のお金に夫・妻の色はない




パートナーの稼いだお金を使うこと、なぜ自分は気にならないのか?!



これは、個人で稼いだ金というより、夫婦で稼いでいるという意識の方が強いということが要因のように思います。



我が家は日本にいた頃から、共働き夫婦のそれぞれのお金は、お小遣いを除き家計として管理していました。



ですので、お金に紐づくのは家庭という意識が強く、家庭口座というポケットから使うという構造は変わらなかったのです



(単純に、私の収入が少なくなった分だけ、家計の資産が積みあがらないという焦りはあります(笑))。


家族で稼いでいるお金という意識に切り替える




これが、同じ共働きでも、夫婦それぞれに口座管理し、夫婦が、それぞれに資産を築くような考え方のご家庭だと、相手側の口座のお金を使うことに抵抗があるのかなと感じます。



もしくは、自分が働かなくなることで、自分の口座にキャッシュがたまっていかないということに対して、焦りを感じる方もいらっしゃるでしょう。



つまり、家庭に入ってくるお金に対して、家庭として管理するか、夫・妻個人それぞれで管理しているかが、心理的負担に感じるかどうかの境目?という様に感じます。



帯同中、自分のお金でないと感じてしまうのは窮屈なことです。少し目線を変えてみるのも一つかもしれません。

アメリカは夫婦共同で銀行口座が持てる、クレジットカードも自分名義




因みに、アメリカの銀行口座は夫婦共同名義で持つことが可能だということも、幾ばくか私の心理に影響したように思います。



つまり、夫が稼いできている外貨という位置づけであっても、紐づけられる銀行口座は自分の名前も含まれています。銀行口座が共同名義なので、もちろん小切手なども自分で振り出すことが可能です。



そして、クレジットカードも、夫名義ではなく、自分名義で持つことが可能でした。



お金周りの名義が、自分名義となることで、「パートナーのお金を使っている!」という意識はほとんどなく、当然にその所有権を持つ自分のお金を使うという感覚でいられるように感じました。


駐妻・駐夫の悩み③ 心を許せる知人ができない




いつも「ママ」「妻」としての役割でしかない・・・。



これまた多くのブログで、自分の名前を呼んでくれる人がいないというお悩みは多く、確かに日本で社会人として働き、周囲から頼りにされていた自分が失われるのは恐怖だ・・・と感じていました。



これは過去、日本で、結婚と同時に家庭に入ることが当たり前の時代に、結婚を機に家庭に入った為に、自分の存在価値が見いだせないと感じる現象を、たまたま海外駐在の機会に体験しているということだと考えます。



しかし、アメリカに来て実際に感じたのは、確かにその役割が求められる、期待されるシーンは増えたものの、人の本質的な部分が取り上げられてしまうことなどなく、別に自分は自分で変わらなかったように感じています。



ある意味、人間の素の部分などは、変われないということでしょうか。



つまり、こちらで知り合った友人も、「ママ」・「妻」という役割で、私と付き合っているというよりは、「私、個人」という付き合いが成立しているように感じるのです。



駐妻コミュニティが向かないなら、外の世界に目を向ける




しかし、この点について敢えてハードルがあったとすれば、友人との関係性を築くための一歩というのは、日本よりもハードルが高かったように感じることは事実です。



人と人が仲良くなるということは、自分自身が自分の情報をさらけ出し、相手もそれに興味を持ってくれるというプロセスが必要なわけですが、駐在先の狭い日本人コミュニティの中で、「自分の情報をさらけ出す」ということにハードルを感じる方は多いと思います。


狭い人間関係の中で、ヘンな噂をされたらどうしようなどと思うと、当たり障りのない、家族や子供のネタなどの会話になりがちですが、その殻を破らないと、「ママ」・「妻」ネタからの脱却は難しいように感じることも事実です。




この点については、過去記事でご紹介していますが、割とラクにこのハードルを乗り越えるのは、駐在員、現地で就労されている日本人、ローカルの人とコミュニケーションをとることでしょうか。


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別の世界感を持っている方とコミュニケーションを取ってみると、自身も知らず知らずのうちに、「ママ」・「妻」ネタではない自分の引き出しを開けて会話をできる
ように感じます。



パートナーの帯同という位置づけで赴任すると、ついつい同じ境遇の方とコミュニケーションを取る傾向にありますが、もちろんそのような縛りはないわけで、ご自身が心地よいと思われるコミュニティを開拓するのが良いかと思います。


プレ駐妻・駐夫へのアドレス 「過度に」心配しすぎる必要はない




過去の時代の駐妻と比較して、現在の駐妻・駐夫は、日本で仕事をしていた方が大多数のように感じます。



日本で専業主婦をしている人が、海外に来ることによって受けるストレスは、環境変化が主です。



しかし、現在は、仕事を辞めるという人生においての大きな転機と共に、海外にわたるという大きな転機を一度に体験するということになりますから、それはより大きな環境変化であるに間違えありません。



これら帯同家族を取り巻くストレス・悩みは、国や地域関係なく、割と普遍的なモノでもあると感じますし、その変化からくるストレス・悩みと、上手く付き合っていく、乗り越えていく術が必要に思います。



一方で、そのことを過度に恐れる、心配することもまた「心をすり減らす」だけだったようにも感じます。その多くは、ちょっとしたきっかけ、心の持ち方、捉え方で随分と見える世界は変わるように思うのです。



とりわけ、帯同前に、不安をあおるような情報に自らアクセスし、「過度に」心配しすぎる必要はないかと思います。



そして、上手くメンタルをよい状態で過ごすことができる、これこそ立派なスキルの一つだということです。



そんなトレーニングを、帯同中にしていると思うと、今の現状を、もっとポジティブにとらえられるように思います。


この記事を書いた人
155naicai

海外キャリアワーママのライフ・コーチ ▶︎ 女性のキャリア・生き方を考えるマガジン Wherever we are の管理人 ▶︎ 中国留学 → 総合商社 → 東南アジア20代駐在 → ワーママ → ライフ・コーチ ▶︎ 現在は、アメリカ在住 ▶︎ 自身の海外経験から学んだ価値観も踏まえながら、キャリア・生き方・働き方など情報を発信中

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